2012年7月29日日曜日

肉食系でいこうよ





【肉食系でいこうよ】

昨今叫ばれる草食系男子。

私の周りでも草食系と呼んで間違いないであろう男性が多数存在しています。

そんな彼らは傍から見ると女性に興味がないようにも見えます。

実際、可愛い女性を見ても「可愛いなぁ」とかそういった感想を一つも漏らしません。

でも、男の人が好きという訳でもない。

何なんだろうと良く観察していると分かります。

要するに異常なまでにシャイである、という事なんですね。


あまりにシャイで失敗を恐れているフシがあります。

「今日一緒に御飯でも食べにいかない?」

この短いフレーズが声に出せないのです。

それはなぜか。

“断られるのが怖い”から。

女性を食事に誘って、成功する確率って実際どのくらいなのか分かっていないのかもしれません。

女友達であったとしても、成功率は30%程ではないでしょうか?

成功率が低すぎる?

それは失礼しました、もちろん私がイケメンではないという事も原因の一つだとは思います。

それでも私はそんなこと気にもしません。

3回誘ったら1回くらい行く事が出来るだろうと思っているからです。

そもそも、断られた事を失敗とも思っていません。

断り方も何種類かあって、「ちょっと用事が」「彼氏(旦那)がいるから」「二人はちょっと」などなど千差万別。

恐らく行きたくないから適当に理由をつけちゃいましたよって人から本当は行きたいんだけど実際先約があるのよって方まで色々です。


後者なら脈は大いにありますし、前者でも知り合い程度でも関係を継続させていれば何か起こるかもしれません。


それなのに、草食系の方々というよりもシャイボーイはどうしてか100%を目指そうとします。

でも実際100%OKなんて言う事は無い訳です。

断られたくない一心で誘いもしない。

そうするうちに女性との話し方も忘れてしまい、男性と話している方が楽だからと本能とは逆行した行動に出てしまう事になります。


断られたっていいんです。

どこぞの王子じゃあるまいし、断られるのが普通の事です。

そしてもうひとつ、理想が高すぎる。

漫画のヒロインの様な女性は・・・いません。

女性だって汚い言葉を使う事もあれば汗だってかきますし、無駄毛も生えて当たり前。

それでも今は容姿だって頑張ってメイクで可愛くしてくれている女性が沢山おられます。

なのに、その努力に目を向けずにスッピンがいいだのとのたまう。


オンナゴコロがどうのこうのというよりもほとんど女性の敵に近い。


今まで女性に話しかけもせず、気持ちを汲み取る事も出来ないのに、万人に愛される様な絶世の美女をものにしたいと脳内で壮絶な妄想を走らせる。


はっきりいいましょう。


無理です。

今の草食っぷりのままであれば、その妄想が現実となる事はありません。

だってそうでしょう。

その妄想のお相手が目の前に現れた時に何と言うのです?

今まで女性と話してこなかった殿方がいきなり歯の浮くセリフを言える訳もなく、「やっぱり可愛いですね」なんていうありきたりな言葉すら出てこない。

挙句に目も合わせられずに、手元をイジイジして彼女の胸元あたりに視線を泳がせる。

ノーノー、これじゃ野蛮人。

まずは理想と違う女性でいいのです。

もちろん遊んで捨てろと言っているのではありませんよ。

今近くにいる目の前の女性こそがあなたを幸せにしてくれるたった一人の女性なのかもしれないという事です。

その可能性を追求せずして何が男でしょうか。

女性の持つ可能性を最大限まで発揮させる。

それこそが男の為すべき事なんだと私は信じています。

さぁ、今日から肉食になりましょう!

まずは知っている女性にメールでもしてみましょう。

内容は何だっていいんです。

「件名:久しぶり♪ 内容:○○さん久しぶり♪ふと○○さんの顔を思い出したからメールしてしまいました^^ 元気かな? また暇があったりしたら食事でも行こうよ^^ 突然ごめんね~、おやすみ」

こんなもんで十分でしょう。

草食だけど草食で収まりたくないと思っている草食系男子に贈ります。

by.yumekichi



0 件のコメント:

コメントを投稿